バルブの歴史は紀元前にさかのぼり、原理的には現在でも通用する構造のものが、エジプトやイタリアの古代遺跡から発掘されています。
バルブの概念については現在も変わっておりません。
基本的な概念としては、図-1のタンクでイメージすると
① 出口を指で封じる
② 出口を指で押しつぶす
といった2つの方法で流体を止める目的を達することが可能です。
①の概念については、次の3つの方法に発展することが出来ます。
1)パイプ出口をストッパーで直接押し付けて封じる。[グローブバルブの原理]
2)パイプ出口に常時接触しているストッパーを回転させて封じる。[プラグバルブの原理]
3)ストッパーを流れ方向に対し垂直以下の角度でスライドさせて封じる。[ゲートバルブの原理]